「鉄兄… あたしね…」 「産んでほしい。 俺頑張るから」 「産んでもいいの??」 「ごめんな。 病室で立ち聞きした時は正直どうしていいかわからなくてすぐに声かけられなかった」 「鉄兄…」 「でも俺、嬉しいんだ。 産んでほしい」 「本当??」 「あぁ。大輔のおかげで素直になれた気がするよ… 命ってすごいな」 「鉄兄~」 腕の中に飛び込んだ。 笑顔で受け止めてくれる鉄兄。 そのまま、体がグルって一回転する。 「これからが、大変だぞ」 脅してるくせに顔は笑顔で… 全然怖くない。