ナ―スコールで駆けつけた人達で病室は慌ただしくなっていく。 「美羽ちゃん!!」 「幸子さん、大輔さんが…」 「うん。 目覚めたよ」 幸子さんの泣き顔はキラキラキラキラ輝いて見えたんだ。 「美羽ちゃん、大輔が目覚めたときにそばにいてくれてありがとう。」 『ありがとう。』 はあたしが言わなきゃいけない言葉だよ。 幸子さんにも大輔さんにも博之さんにも… そして鉄兄にも。 いっぱいの『ありがとう』を言わなきゃいけないのはあたしなんだ。