時間を止めてしまいたい。 それなのに… 朝が来て夜が来る。 繰り返される毎日はあっという間に過ぎて行く。 「大輔さん、今日も外雨ですよ。 梅雨は苦手なんだけど、今日庭の紫陽花があまりにきれいでちょっとだけ得した気分になりました」 あの日以来毎日のようにここに顔を出し、話しかけてる。 大輔さんの大好きだった音楽を流しながら、手足をマッサージしたりして。 「この紫陽花綺麗でしょう?? おすそ分けしますね」 今のあたし達には1分1秒も無駄に出来ない。