あたし… 雪ちゃんに同じ想いさせてたんだ。 目の前のふたりが今は何でもない事もわかってる。 あたしと竜のような友だち。 それでも、ズキズキって心が痛む。 「幸子… 大輔の事で何かあった??」 「……」 鉄兄の言葉に幸子さんは、コクっと頷くだけで… 言葉はない。 まるで… 大輔さんには聞かれたくないような… 「場所変えるか??」 鉄兄の手が幸子さんを支える。 「美羽おいで!!」 鉄兄は優しい。 優しすぎるよ。 幸子さんを片手で支えて、もう一方の手はあたしに差し出された。 笑顔と一緒に…