華〜ハナ〜Ⅱ【完】





「ね、それ貸して?」



俺の学ランを指差して、ルカが言った。





「ん?ほらよ、」



するすると脱いで、それを渡す。




ルカはおもむろに、俺の学ランに袖を通した。





細くて小さいルカには、俺の学ランは大きすぎて。



「へへ、ぶかぶかだあ。」

「だな!」




そではすっぽりとルカの白い手を隠していた。