「ほっほっ、また李玖か?」 病院に着いた途端、じいちゃんが声を上げて笑う。 「目の上とはのう…また派手にやったもんじゃ。」 「うっせー。早く血ぃ止めてくれ。」 「おうおう、分かっておるわ。」 縫ったり、すんのかな? いてえのは苦手だ。 「あれ、李玖?」 あ、見たことある… ルカ、っていったっけ?