俺がじっと見ていたからか。 「あ、あたし名倉ルカっていうの。」 「李玖だ。」 「リク!!よろしくね!!」 「ああ。」 簡単に自己紹介をして。 だけど、もう会うことなんてないと思ってた。 お互いにたまたまこの病院に来てただけだろう、と。