それから数分後。 「はっ…はっ…」 女たちは、私の前で浅い呼吸を繰り返していた。 私は、女を殴るのはいただけない…なんて考えない。 だって、男も女も同じ人間だから。 「……もう、私に関わらないで。二度と、その顔を私に見せるんじゃないわよ。」 「はっ…あんっ…た…はっ………」 何かいいたげだ… 「……さようなら。」 窓を開け、風を誘い込む。 みるみるうちにトイレの床は乾いていき、女たちも意識を失った。 私の制服も、綺麗に乾いた。