どれくらい経ったのだろう。 ふと顔を上げて辺りを見渡せば、赤い特効服がチラホラ。 だけど人を殴る音は聞こえ続ける。 「結都っ!!やめろ!!!」 「死んじゃう!!ダメだってば!!!」 ………結都? 「結都、もうやめろ……っ!!!」 「やめなよ、もういいでしょう?」 「うるせぇっ!!」 ガッ…… 「ああっ!!!!」 「てめっ…結都っ!!!!」 カシャンッ 何が、起きたの? 「結都……しっかりしろよ。」 振り返ると、血を浴びた結都がうずくまる嘉を見ていた。 その横で、蓮士が眉を寄せている。