華〜ハナ〜Ⅱ【完】




それが、どうして私に?



「直感だ。あんたを見たとき、忘れてたこの話しを思い出した。それだけ。」




人に、出回っていたのね。


他にも、こんな話しを知っている人がいるっていうの?





「…あなた、死ぬんじゃない?」



私が、殺すことになるかもしれない。




「ふっ…死にたくはねぇな……」



槇原は笑う。



ボロボロになって、前よりも人らしい。




初めて会ったときはすごく気持ち悪いと思ったわね。





「中に行ってみろ。あいつらの楽しそうなツラが見れるぜ。」



ひらひらと手を振られて、私はこっそり倉庫の中を見てみた。




槇原のことは、マスターが何か決めるはず。


その時まで、私は待とう。