それが、どうして私に?
「直感だ。あんたを見たとき、忘れてたこの話しを思い出した。それだけ。」
人に、出回っていたのね。
他にも、こんな話しを知っている人がいるっていうの?
「…あなた、死ぬんじゃない?」
私が、殺すことになるかもしれない。
「ふっ…死にたくはねぇな……」
槇原は笑う。
ボロボロになって、前よりも人らしい。
初めて会ったときはすごく気持ち悪いと思ったわね。
「中に行ってみろ。あいつらの楽しそうなツラが見れるぜ。」
ひらひらと手を振られて、私はこっそり倉庫の中を見てみた。
槇原のことは、マスターが何か決めるはず。
その時まで、私は待とう。



