帰り。 広介と一緒に帰ろうと、 あたしと広介は靴箱に居た。 ちょうどそこに、 頬にばんそうこを貼っ付けた 不機嫌な健太が居た…。 「…健太、どうしたのソレ」 「さ……サッカーで、転んだだけ、だ」 失敗が恥ずかしいらしく、 健太は目線を反らす。