―――きっぱり帰ろうとし、 広介に引き止められた。 「お前さ、俺の質問に 答えてねぇだろ。」 怜悧に、落ち着いた声音で。 広介はギラリとあたしを見る。 「あ、ありがとうございましたー」 結局… お金を払ったのは広介。 あたしを引き止めた状態で、 簡潔に支払いを済ませた。