その後ろ姿を茫然と見ていると、始めに怒鳴っていた先生が"高橋先生!待ちなさい"と叫びながら、後を追って行った。 「泰葉!大丈夫?」 数秒後、香奈が駆け寄ってきた。 「あ、うん」 「妹尾さん、早く立った方がいいよ。ガラスで足切るし、洋服に破片がついたりしたら危ない」 「…そうだね」 立川に言われた通りに、スカートの裾をはらいながら立ち上がった。