「急にすみません。」



そうペコリと頭をさげる舜の表情は
硬く、緊張している様子だ。

そんな表情からでも

雅の面影を感じる

やっぱり姉弟だな.....。



あれから近くの喫茶店に入った俺と舜

〝話があります〟

その一言で雅のことだと感じた。

山本と亮は

〝お前がはじめに聞くべきだ。〟

〝また教えてね〟

そういい残しかえっていった。