「「じんじーん!!らいっちー!!」」


ドカッ!!


「ゔっ!!」

「っ!!」


僕と稔は変な呼び名と共に背中に2人分の衝撃をくらった。


「いきなりなにすんだよ!千架!!千唯!!」

僕は2人に叫んだ。

こいつらは双子の飛鳥 千架(アスカ チカ)と飛鳥 千唯(アスカ チイ)。

稔よりは頭がいいが、バカ度は同じ。


「千架、千唯」

「「なーに?らいっち!!」」

「…遅刻だ」

「「え?」」

キーンコーンカーンコーン


「ぬおーー!!!!!!!」


チャイムと共に稔のおたけびが響いた。