新、あたし怖いの。
段々、新が友達だと言うことに慣れていくことに。
新が好きな分、段々新が遠くなる。
ずっと一緒にいたかったのに。
ずっと隣にいたかったのに。
今も……いたいのに。
あたしは、過去も現在も変わってない。
只の臆病者だ。
新に気持ちを伝えることも出来ない、只の臆病者。
でも、決めたことがあるんだ。
もし…、もし、新の記憶が戻ったら……あたしは逃げない。
現在の新も、過去の新も好きだから。
この気持ちを、新に捧げる。
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