どんどん後ずさりをしていくと、 後ろには壁。 今あたしは、会長に壁に押さえつけられてる状態で....。 会長の綺麗な顔が、目と鼻の先。 顔が熱を帯びる。 「今日の分は、これでいい」 触れた唇。 今、唇に....... 「気をつけて帰れよ? 奴隷」 生徒会室から出て行く会長。 足の力が抜け、地べたに座り込む。 最ッ低....、 あたしのファーストキスを..... もうこの場にいない会長を、睨む。