「そう?これ、まだ簡単なほう。レポート書くときは、もっとやばいやつ読むよ」 「へ、へぇ」 あたしの苦しい言い訳にもちゃんと答えてくれた。やっぱり榊さんいい人だな…。 「雅ちゃん」 名前を呼ばれて心臓がドクンとはねた。 「は、はい」 「前から思ってたんだけどさ、」 榊さんがジッとあたしを見てきた。何この感じ。こ、こわい。しかも顔が熱を帯びていくのがわかる。 「俺のこと好きだよね?」