あれからなんとなく図書館に行くのを躊躇っていて、今日1週間ぶりに訪れた。 木曜だから榊さんいないよね…。 2階の窓側の一画にあるテーブルに席をとり、参考書を広げた。なんだか集中できない。考えてしまうのは、やっぱり… 「はぁ」 「幸せ逃げるよ?」 「え!?」 「図書館では静かに、ね」 ちょっと待って! な、なんで… 耳元で話しかけられて、ただでさえ心拍数が上がってるのに、この声聞いたら… だってこの声、榊さんだもん…。