次の日の昼休み――

今日はいつも通り4人で机を並べる。



「ごめんね、不安にさせちゃったみたいで・・・」

「ううん!いいの!
何か振返ってみたら一人で勝手にどんどん落ち込んじゃってて…自分が恥ずかしくって」

「晴子は臆病だからねー」

有馬がからかいながら「カワイイカワイイ」と瑞穂の頭を撫でる。

「う・・・」

言い返す言葉もなく瑞穂は赤面した。



やはり4人でいる昼休みが一番楽しい。



「信じてって言って簡単に信じてもらえるものじゃないけどさ、
私達、そんな突然晴ちゃんのこと避けたりしないよ?」

「そうだぞ瑞穂。
すぐ疑うとこよくないぞ。
お前もこの二人が大事だと思うんならもうちょい信用しろ!」


怒られてるのになぜか嬉しい。


「うん・・・ごめんね、信じる」


「反省しろっ」


ヘラヘラ笑って答える瑞穂をペシッと有馬が叩いた。