「相沢 翔ー」 ・ ・ ・ ・ 「高野 空!」 同じ名前や......。 しかも高野って、 名字まで、似てるなぁ....。 「おいー、高野ー、 高野おらんのかぁ?」 どうやら私の前の席の人らしい。 「ったく...。 それじゃぁ、次ー。 高橋そ「ガララッ」 「すいませーーーん。 遅れましたーーー。」 いかにもダルそうに、 ドアを開け ゆっくりと教室に入ってきた。 制服を少し着崩し、 髪はきれいな栗色。 耳にはピアスが1つ。 『かっこ悪い。』 それが彼の第一印象だった。