『あのさ、もし佐伯さんの都合が良ければ今度の土曜日に夕飯を一緒にどうかな?』
つっ、遂に来たっーー!!
待ちに待ったお誘い。
「土曜日…
今のところ大丈夫だと思います」
すぐに“いいよ”な〜んて
私、ガッつきませんよ。
『そう。じゃあ、また電話するから』
おぉ〜、メールではなく電話。
イイネ、良いねぇ〜
「いつでも、お待ちしてます」
携帯を閉じてニヤリ。
思ったより時間はかかったものの
取り合えずば上手くいったし、
このまま彼には駒として
頑張ってもらわなきゃ。
私はゲームを楽しませて頂くわ。
あ〜早く見たいなっ!
彼が突然の別れを切り出された時の顔。


