恋愛ゲーム



翌日の学校ではミナたちと合コンの話で盛り上がる。

ここでの会話はミナ中心。
さすが自称“合コンの女王”は
喋る喋るしゃべりまくる。

そして、散々合コンの持論を語った挙げ句に男の批評。


その後で

「誰かいい人いた?」

と聞く始末。


私を含めた三人は何も答えない。




そりゃそうでしょ。
男の批評を聞かされた後じゃ

言えやしね〜



そんな空気を読まないミナは

「私は春馬くん」

とケロッと言ってのけた。



はっ春馬クンって…

いつの間に、そんなに親しくなってんの!?

って、まさかのかぶりだし。


でも、はじめに言った者勝ちじゃないよ。


悪いけど、ミナの言う春馬クンは

私の駒だから!!


それに、もうタネを蒔いちゃったもんね〜

少しの間、春馬クン借りるよ。
ミナの為にも早めにかたをつけるから。


その後で良ければ…



けど、彼はミナにはいかないと思うけど。