明智さんは私を抱き寄せた。 「前に紗英ちゃん 俺に聞いたよな?」 私は彼の腕の中で顔を上げる。 「俺にとっての“恋愛が何か”って」 遠い目をして話す明智さん。 それに頷く私。 「今、その答えが分かったよ」 私は首を傾げ、 明智さんは 「紗英ちゃんありがとう。 嬉しいよ」 そう言って私に口づけする。 唇を離して微笑み合い 明智さんの回された腕には力がこもる。 そして、私の額に軽いキスを落とす。 「俺にとっての“恋愛”は…」 明智さんの唇が私の耳元に移り 囁く。