「紗英、午後の講義ないだろ?」 そう言って圭人は私をお昼ご飯に誘い、私もそれに頷く。 でも、私たちがお洒落なお店に行くことはない。 だって圭人とだもん。 似合わな〜い。 というわけで 私たちがご飯を食べるのは大抵、家の近所のラーメン屋。 二人とも、もうすっかり店の常連さん。 実はこの店、 小汚い見た目に似合わず 美味くて安くてボリューム満点。 おまけに帰り際には お子様用のお土産の駄菓子をくれるんだよね。 もう子どもじゃないのに… でも、嬉しい。 もちろん圭人の分は私のもの!