すると空太は元気よく 「知ってます!」 と答えてくれました。 うるさい。 「……で?」 あたしは何をすればいいの? そんな意味をこめた目線を奏太に送る。 「こいつの話を聞いてやってほしいわけ」 ボコボコにしたい。 「そんで出来れば友達になってやってよ」 湖の底に沈めたい。