パシッ 「痛っ!!」 なんなの!!?? 勢いよく睨み上げるとそこには逆光で見えない人影。 「ちょ…誰!?」 目の前を手かざしながら片目で見た。 「うるさい。式中だ。黙っとけ」 その人はそういうと体育館からでていった。 目が慣れた頃にはすでに後ろ姿。 「ふふふっ。潤、大丈夫?(笑)」 後ろに座っている瞳が私の肩に顎を乗せコソコソ喋る。