ガラガラッ 「おはよー」 「おはよー」 クラスメートと心ない挨拶を交わし席に着く。 いつもどおりの朝。 どうせ少ししたら圭介がくるだろうけど。 ガラガラッ 音がしたドアのほうをみると俯きながら教室に入ってくる瞳の姿。 そのまま私の前の席に座った。 「瞳…?」 私は動揺した。 だって…あの瞳だよ? いつも元気で明るくて… どうしたの…?