「ギリギリだねー、今さっき蓮が入ったところ」

『っ蓮も入るのっ?』

「うん、きっと一馬も入るだろうからっつって」

『・・・まぁ良いや、俺も入る』

「はいよー、あ、でもその代わり地区大会に出ないかもしんないよ?」

『は?』

「蓮が出たいっつってた」

『駄目っ!!俺が出るっ!!』

「お前、いつからそんな子供っぽくなっちゃった?」

『なってない!!』

「へーへー」

『様乃、とにかく絶対蓮だけは大会出すなよっ!!』

「そんなこと言われてもですねー・・・」

『お願いっ!あ、じゃあこうしようよ』

「ん?」

―――――――――――

「『俺が蓮と手合わせして、勝った方が大会に出るっ!』って」

か、一馬・・・

「え、ていうか手合わせっていつ?」

「今から」

「はっ?!」

帰ったんじゃなかったんっ?!
じゃあまた二人とも来るのっ?!



ガラッ!!



「「主将っ!今来ましたっ!!!」」



二人で登場ですか。
しかも何か肩を押し合ってるしねっ?!

「おーおー、二人とももうやる気満々?」

「「死ぬ気でっ!」」

み、見てらんないわ・・・(恥)

「二人とも、今日は特別ゲストに信条・梓が来ております」

「様乃、なにを言って―――――」

「あー!梓っ!!」

「梓ちゃんも来てたのっ?」

さっき『梓ちゃん人形』としていたでしょうがっ!!(泣)