でも、その3ヶ月間
純くんは全く私の好意に気づいてくれていないようだった。

私は思ったことがすぐかおにでるらしく、ほとんどのクラスの女子 には

「あきわっかりやすーい!!」
とか言われて
誰のことが好きかとっくにばれていたのに。


純くんはよほど鈍感なのか
私が「好き」の気持ちを詰めこんだメールを送っても
全然気づいてくれなかった。


それどころか
純くんは私の送ったメールの存在にも気づいてくれないことが多々あった……

だから
ケータイを握りしめて、何回も
新着メール問い合わせのボタンを押しながら
純くんからの返信を待つのは
私の日課のようなものになっていったんだ。


…時々返信が来なくて
嫌われてる??
なんて不安を抱きながらね。