そんなことを考えると
視界の歪みはよりいっそう増した。
そしてその歪んだ視界に写りこんだのは
純くん……………………
わたしは泣いて崩れたかおを見られたくなくて
とっさに持っていたタオルで
顔を隠した。
純くんともお別れ……か…………
もっと純くんと話したりしたかったな、
もっと長く好きでいたかった。
他のなんとなくの恋なんてしてないで
ずっと純くんに恋していたかったな。
なんでいつも後悔ばかりなんだろう…
わたしはそんな自分が少しいやになった。
そして決めた。
明日は、最後の日だけは
絶対に後悔なんかしない!!
絶対にやりきる!と…………