「じゅんくーん」
私は部室に入ってすぐ純くんのもとに向かった。


「…でね、奈菜としゃべれたんだよ!!仲直りできたんだよー!!」

私が仲直りできたことを伝えると純くんは

「よかったですねっ!!」
っていつものように微笑んでそうゆってくれた。




いつの間にか
その純くんの微笑みは幸せの象徴のようになっていた。




だから
私は残りの中学校生活、1ヶ月間を最高に楽しんで過ごせたんだ。




その純くんの微笑みと
奈菜をはじめとした
最高の友達の優しさに包まれて
笑って過ごすことができたんだ。