いろいろなグループをふわふわ
するのは安定しなくて、
不安になって………


毎日たくさんの悪口がばらまかれて、苦しくて……


誰かに話を聞いてほしい、
誰かに相談にのってほしいって
思ったけど、

みんな私の悪口を聞いているから………
誰に相談していいかわからなかった。



奈菜がこんなにも大事だったなんて、いなくなって、なくなって
初めてその重みに気づくなんて、
自分がおろかに思えた。



こんなときいつも相談にのっていてくれて
助けてくれたのは
純くんだった。


「……純くん…」

私は無意識に彼の名前をつぶやいていた。