「、、、面白い女だな」
横山さんが小声で言ったのを私は気付かなかった。

「何時から〜?」
宏樹さんがお菓子をつまみながら聞いた

「あっ、今が2時なので2時30分です。」
私は、楽屋にある時計を見て言った。

「それまではゆっくりしてていいよね?」
宏樹さんが遥さんに聞く

「いいよ。」
子供を扱うように言う。

「やったぁ〜」
子供のように喜ぶ宏樹さん

「二人ともも休憩してていいよ」
遥さんが優しく微笑んだ。

「ありがとうございます」(休憩だぁ〜)

「はい。」
実愛は、照れながら言った

「、、、」
(実愛って、もしかして遥さんの事、、、)

「優亜 ちょっと勉強しようよ」
実愛がニコニコしながら私の前にやって来た。

「いいよ。」
私は言った

私達は、椅子に座り勉強を始めた

「ねぇ、実愛」
私は、実愛に聞いてみる事にした

「何?」
実愛は、キョトンとした顔でこっちを見る

「大声で言えないから」
私は、実愛を私に近付かせて実愛の耳に聞こえるように小声で言った。