俺(名村新)の前の席の女の子の幽霊は、
『舞、なにかっこつけてんの、馬鹿じゃない』

そんな言葉をずっと言ってたが、途中で 何を言っても誰にも聞こえない空しさにとらわれたのか 黙って、西岡の方を睨みつけた

俺は、どうしても西岡と幽霊の関係が知りたくなったが… 面倒くさくなるのは、ごめんだ でも 話するくらいなら と思い
『俺には、あなたが見えます話したいので放課後ついて来てください』 と三回心の中で唱えた こうして目があった時ゆっくり頷くと幽霊に気付いてもらえる
彼女(幽霊)は、凄くびっくりしたように、俺の顔を見たがじっと俺の目を見てうなづいた