―キーンコーンカーンコーン 私がそう言ったと同時に予鈴が鳴った。 私は裏庭に行き、大きな木の下にある木陰に座った。 ここなら先生にもバレないし、誰もいないからゆっくり出来る。 そう思って、ボーっとしていたら誰かがこっちに歩いて来る気配がした。 ふと、向こうを見てみると、今一番2人っきりになりたくないNo.1の高田が居た。 何でアイツもここにいんの? 高田もサボる気か?