「まず。」 篠塚くんが口を開いた。 「はぃ…?」 「今あやかが『眼鏡の事情』とか言ったよな?」 「はい」 あやかチャンが後ろで『やっちゃった!』って顔しながらあたしに向かっててをあわせる。 「何か事情があんのか?」 「はい」 「…で。 別に"それ"を聞くわけじゃねぇ」 「?」 「早乙女。 お前が転校してきた日。 …俺に、ぶつかったよな?」 …やっぱり、気づかれたよね…