それから自己紹介すると先生が入って来た。



「お~い、座れ~!」

ザワザワと皆、黒板に書かれた出席番号順の席に着く



隣になったのは偶然にも向野くんだった。



「今日からお前等の担任になる星野だ!星ちゃんとでも呼べ!」


担任はそれなりに顔が整っていて

20代前半ぐらい、熱血先生。



だけど・・・あれ?


「ね、ねぇ向野くん。先生、窓ガラスの事言わないの?」

向「あぁ、橘兄弟の家は世界に進出してる企業で、あぁ見えてあの2人は成績優秀だから何も言えないんだよ」

「へ、へぇ」



橘企業・・・どっかで聞いたことがある・・・