あの後、委員会の委員ぎめが終わり、学校案内の時間になった。

2日目は新しい友達百合と梨乃と仲良くなった。

学校案内が終わったので、これで今日の学校行事は終わりだった。

あの後、みんなでメアド交換したりと色々と話もして、
結局学校に2時までいた。
1時間半位喋っていたことになる。

これからの1年間は、楽しく過ごせたらいいな。
何が起こるかはわからないけれど、私は新しい環境で
このクラスで1年過ごすんだなと改めて思った。


「じゃ、もう2時になってるから下校しましょうか?」

「賛成~!」

「「そうだね」」

「そうね」

「そうだな」

上から百合、由香と綾斗、梨乃、しろしの順で返答が帰ってきた。


「くー、明日からクラブ見学できるんだぜ!!
 去年は陸上部だったからなー。
 今年はどうしたものか・・・・」

浩史は一人、明日からクラブ見学ができることにわくわくしている。

一方で亜美はため息をついていた。

「もうしろし、明日からだから。
 今日はもう帰るの!!あんた課題もらったのまだ
 提出してないんだから。
 さっさと家に帰って春休みの課題しなさいよ・・・。
 まったく」

どうやら浩史は入学式前に渡された、課題の提出をしていない。

春休みでもないが、受験が終わって少し気が抜けていたようだ。

「じゃあ~、百合もう帰るね~。
 おなかすいちゃったから・・・。
 みんなで途中まで帰ろ~♪」

「ここでごたごたしてもしょうがないわよ。
 さ、さっさと教室をでましょう?
 残っているのは私達だけよ」


そうして、一同は教室を後にしました。