「亜美ちゃん、ごめん。
 これ、私の分のお金」

「あ、はい確かに頂戴しました。
 家の方大丈夫?」

「うん、大丈夫!さっそくだけど、
 今日は家に帰らないといけないから。
 亜美ちゃんの家は一緒の方向?」


「えっと、どの辺りに由香は引っ越してきたの?
 私はもう少し先のスーパーの辺りに住んでるんだけど」

「私は駅前の近くに家があるの・・・・。
 それじゃあ、反対方向だね」

亜美の家は学校から西の方角の辺り。
由香は学校から北の方角の辺りにすんでいた。
途中までは一緒の道のりだが、途中から分かれてしまうようだ。

「じゃあ、ここで!
 また明日ねー由香。
 また、夜にでもメールするね」


「わかった。
 メールまってるね。
 じゃあ、バイバイ!」

こうして二人はお互いの家に帰って行った。