男は
ワシを追いかけようと
玄関の前に置いてある
カマを手にとり
ワシの方へと
すさまじい速さで
追いかけてきた
ワシは森へ逃げ込んだ
それでも
ズンズンと
追いかけてくる
ワシは
無我夢中で走った
後ろを振り返ると
男の姿はなかった
ハァハァと
切れる息を
押し殺しながら
元の方向へ
足を忍ばせながら
戻った
その時
背後から
カサッと音がした
振り返ってみると
男がカマを
振りかぶっていた
必死に逃げた
逃げている途中
真横に突き出た枝で
足をやった
見事に枝の太さに
えぐれ
血がダラダラ流れてくる中
それでも
必死に逃げた
だが
それまでのように
走れる訳もなく
男は
どんどん近づいてきた
その時
パトカーのサイレンの音が聞こえてきた
ワシは自分に
もう少しだと
言い聞かせ
力を振り絞って走った
やがて森をぬけ
パトカーが到着した
男は
森から出てきた所を
取り押さえられた
息子もつれていかれた
ワシは一気に
力が抜けた
足の手当てをしてもらった
その足の手当てのおかげで
今の愛する妻と
であったのさ
その傷がこれだよ
今でもくっきり
のこっておる
最後にそいつの顔を
みてやろうと
取り調べ室を
見に行った
ワシを追いかけようと
玄関の前に置いてある
カマを手にとり
ワシの方へと
すさまじい速さで
追いかけてきた
ワシは森へ逃げ込んだ
それでも
ズンズンと
追いかけてくる
ワシは
無我夢中で走った
後ろを振り返ると
男の姿はなかった
ハァハァと
切れる息を
押し殺しながら
元の方向へ
足を忍ばせながら
戻った
その時
背後から
カサッと音がした
振り返ってみると
男がカマを
振りかぶっていた
必死に逃げた
逃げている途中
真横に突き出た枝で
足をやった
見事に枝の太さに
えぐれ
血がダラダラ流れてくる中
それでも
必死に逃げた
だが
それまでのように
走れる訳もなく
男は
どんどん近づいてきた
その時
パトカーのサイレンの音が聞こえてきた
ワシは自分に
もう少しだと
言い聞かせ
力を振り絞って走った
やがて森をぬけ
パトカーが到着した
男は
森から出てきた所を
取り押さえられた
息子もつれていかれた
ワシは一気に
力が抜けた
足の手当てをしてもらった
その足の手当てのおかげで
今の愛する妻と
であったのさ
その傷がこれだよ
今でもくっきり
のこっておる
最後にそいつの顔を
みてやろうと
取り調べ室を
見に行った


