2人で手を繋ぎながら歩くと また花が元気になって見えた。 お日様をいっぱい吸い込んで キラキラ輝いてるみたい。 「花ちゃん」 「ん、なぁに?」 みっくんが立ち止まる。 「その、ごめんね」 みっくん何で謝るの? 「手繋ぐの……本当は僕からするべきだったのに。女の子からさせちゃって」 ………… 「……ぷっ、あはは」 「は、花ちゃん?」 「良いじゃん そんなのどっちからでも 私はこうやって 手を繋いで歩けることが すっごい幸せだよ?」