右手が震える。 大丈夫だよ、みっくんだって 手繋ぎたいって思ってくれてる。 幸せの花ってきっと 勇気の水で育つんだ。 待ってるだけじゃダメ。 私からだって勇気出さなきゃ。 「花ちゃん」 「い、嫌じゃないかな……?」 私からみっくんの手を繋いだ。 みっくんの手、温かいよぉ。 「嫌じゃない……凄く嬉しい」 その言葉で私の心が晴れ渡る。 恥ずかしそうに言ったみっくん 可愛い。 嬉しい。 嬉しいな。 こんなこと恋人だったら 当り前なのかもしれないけど すっごい幸せだよ。