隣を歩いて帰りたい。 朝も帰りも大きく手を振りたい。 いつでも笑顔を見ていたい。 できるなら他の男には 見せて欲しくないけど それは無理だって知っているから せめて一回でも多く見せて欲しい。 そして君の手をぎゅっと握りたい。 恥ずかしがらずに 僕から 力強く 君の小さな手を。 これが僕の今の願い。 うん。 決めた――