『結菜ちゃん、ただいま!』


「凛、おかえり」


『屋上寒かったよぉ…』


「相手も本当に凛が好きなら
もっと場所を考えれば
いいのにね〜っ!」


といいながら凛に抱き着くのは

凛の中学からの親友、
二宮 結菜


「あっ、凛」

『なに?結菜ちゃん』

一旦、凛の身体から離れる結菜


「今日ね、放課後奥澤に
呼び出しくらっちゃったから
一緒に帰れないの、ごめんね」