「ねぇ、千鶴朱雀ってどんなチームなの?」

急にまじめになった私を見て千鶴は少し驚いた顔をしたけど、にっこり笑って詳しく教えてくれた、

「朱雀はね、最悪のチームなの」

「さ…い……あく?」

千鶴は、《朱雀》という言葉を口にするのも嫌という顔で続けた



「うん、朱雀は犯罪、具体的には薬とかねしてるのっていっても一部の人だけよ?一部の人たちで集まって小さいチームを作ってるの、朱雀の総長にばれないようにね。」

私は、これから喧嘩するかもしれない朱雀は、チーム自体が悪いってことではないみたい慧さんもそう言ってたしね。

その後も千鶴から色々と話を教えてもらった。

「─…っとまぁ私が知ってるのはこれ位かな?」

「わかった、千鶴ありがとぅ優香も待っててくれてありがとぅ」

「いいよそんなの友達じゃん!ねっ優香?……優香?」

「……えっ、そ…そうだよ。友達だもんね!」

変な優香…

私は、優香と千鶴とバイバイして帰り道を歩いた

今日は疲れたなぁ~
でもいい友達もって幸せ♪



ねぇこの時私は、この3人の絆がずっと続くと信じて疑わなかったんだ
あなたは、あの時どう思ってたの?

悲しかったの?

辛かったの?

私のことが─……憎かったの?