「あ、えっと…ありがとうございましたっ!」


「どういたしまして。」



あたしの腕からカバンを奪い取って、頭をポンポンと撫でた。



「可愛い顔してんだよ、あんた。 俺も結構タイプだし(笑)」


「////」



ハッとした。


こんな所で照れてる場合じゃなかったよね…。



そう思い、時計を見ると、思いっきり間に合わなくなってしまっている。



「あー………」


「どうした?」


「あ、あの…遅刻ですね……」