「はいはい。 じゃあ時間どうする? 私発表2時からだけど…」 「あ、あたしも。 じゃあ3時くらいでいいんじゃない?」 今まで友達をつくっても、 あんまりプライベートでは遊ばなかった私。 去年の私からすれば、 よく飽きないね、ってくらい香織と一緒にいる。 高校は違うけど、 多分香織とは、ちょくちょく遊んだりするだろう。 私はそれを信じて疑わなかった―――。