高校を中退して脱ニートして何ヵ月だろう。。

もう同級生は、進級したかな。。
寂しい気持ちもあるけど誰よりも先に大人になれた自分がすきだった。

みんなまだ子供みたいに騒いで授業してるんだろう。。
そんなことを考えながら外の春の風を浴びていた。

花にでもなった気分だ。。
キラキラの太陽。。花の匂い。。

気持ちいい。。

『そろそろ着くぞーー』

そんな気分は、一気にどこかにとんだ。。

現実は、汚いトラックに乗り作業服を着てドライバーのおじさんのとなりで座る私。。

冬原 羽流香(ふゆはら はるか)16歳。

家具の配送の助手です!!
この仕事は、大好きです。