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それから数日。


エリカは授業間の休みに毎回一夜に会いに来て、昼休みもずっと一緒に居る。


梨沙と朝日と一夜とあたしの4人で昼を食べることはなくなった。

朝日はエリカのことダメで、それは梨沙もあたしもそう。

一夜はそのことに対して何も言わなかった。


たぶん朝日と何か話したんだと思う。



だから、あたしと一夜が話す機会もめっきり減った。



「一夜いるー?」



……ほら今日も声が聞こえる。


そして、決まって梨沙の機嫌が悪くなって、朝日は黙り込む。


一夜は普段通り。

口数が少ないのもいつも通り。


あたし達3人の言葉前よりも少なくなった。



「……ねえ砂希」

『なに?』


梨沙の声色から、不機嫌であることはすぐに分かった。



「どうするのアレ」


梨沙は一夜と一緒に居るエリカの方を見た。


『うん……』


何も考えてない。

どうすればいいのかだってわからない。



「砂希は、どう思ってるの?」


あたしの心が迷ってるのに気付いたのか、梨沙は少し優しくあたしに問いかけた。